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新型コロナウイルス抗原検査キットとは？
新型コロナウイルス抗原検査キットは、世界的大流行している新型コロナウイルス「COVID-19」（正式名称はSARSコロナウイルス2[SARS-CoV-2]）の感染を検査するためのキット商品です。
検体を専門機関に送付する必要もなく、自宅にいながらでも検査が簡単にできるので、感染が疑われるときにすぐに結果を知ることができます。
自分で鼻腔から綿棒で検体を採取したら最短15分で検査ができるので、もしも万が一新型コロナウイルスに感染していたとしても他の人と接触する必要がなく、感染を拡大させる心配もありません。
PCR検査との違い
ここ最近、新型コロナウイルスの検査実施数も増えており、ニュースでも様々な検査方法を耳にするかと思われます。
現在新型コロナウイルスに感染しているか検査する方法は、大きく分けて2種類のものがあります。
それはPCR検査、抗原検査です。代表的なそれぞれの検査方法の特徴について説明します。
PCR検査
テレビなどでも最もよく耳にし、最近有名なのが1番目の検査方法であるPCR検査です。
PCR検査では、検査したいウイルスの遺伝子を専用の試薬を用いて人工的に増幅させて、その遺伝子を検出することで感染の有無を確認します。
鼻や咽頭を拭って検体となる細胞を採取し、検査を行います。
新型コロナウイルスに感染してから発症するまでの数日前から、PCR検査でウイルスの検出が可能とされています。
主に検査時点で体内にウイルスが存在しているかどうかを調べるために用いられ、感度は70％以上といわれていますが、鼻や咽頭など検体を採取した部位に偶然ウイルスが存在していなかった場合は、本来陽性でも陰性となることもあります。
比較的検出率は高いのですが、検査した病院や自宅ではすぐに結果が得られません。
ウイルスの遺伝子を増幅させ検出させるために専門の施設に検体を郵送しなければならず、検査してから結果が得られるまでには数日かかってしまいます。
抗原検査
2番目の検査方法の抗原検査は今回の商品「新型コロナウイルス抗原検査キット」でも用いられている検査方法です。
検査したい対象のウイルスの抗体を用いて、ウイルスが持つ特有のタンパク質（抗原）を検出することで、現在ウイルスが体内に存在しているかどうかを検査します。
PCR検査と比較すると検出率が劣るといわれていますが、PCR検査のように専門の施設に郵送する必要がなく自宅や病院など検査したその場ですぐに結果を得ることができます。
特別な検査機器も必要としないことから安く早く簡単に結果を知る必要がある場合によく用いられます。
病院などでよくやられているインフルエンザの検査もこの抗原検査が用いられています。
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